美人ではありません。しかし肢体は美しいです。ご本人には申し訳ありませんが、天は二物を与えてはくれなかったようです。
豊胸手術ではない胸も豊かですし、典型的な日本人体系の尻も魅惑的です。大陰唇もふくよかで割れ目の中の色素沈着もさほどありません。
男心をくすぐるふっくらとした裸身は、愛でてみたいと思わせるでしょう。

平成時代に入ると、豊胸手術をしたモデルが増えます。これが縛りの撮影には非常に厄介です。触れば判るのですが、乳の中に固い塊があります。シリコンのバッグです。かつての整形手術では無垢のシリコンの塊が使われましたが、これはシリコンが溶け出して周囲の肉と絡みあい様々な弊害を起こす事がわかり、途中から塩水を満たした袋に変わります。それ以前の豊胸手術だと注射器でシリコンを注入すると言う、今となってはあまりにも無謀な手術法を取っており、これは摘出自体がほぼ不可能だったといわれています。

シリコンバッグは、乳輪に沿って乳房に切れ込みを入れそこをこじ開いて挿入する方法と、脇に切れ込みを入れそこから挿入する二通りの方法があると聞きました。もっぱら採用されるのが後者の方法です。豊胸手術を施した女性は脇の下に一筋の傷が残ります。だから豊頬手術をした事をひた隠すモデルは脇の下を見られるのを嫌がります。しかし直接触れば判ってしまいますし、寝かせたとき不自然に盛り上がっている胸でも判ってしまうものです。

この豊頬手術を行った胸は扱いに困ります。ナチュラルな胸の女性だと乳房を鷲掴みにすると感じることはあっても痛がることはありません。しかし豊胸手術をした女性は、痛がりますし、嫌がります。つまり縄で胸を締め上げるのは無理となります。結局胸は避けなければならず、制約の多い撮影となってしまいます。

また塩水バッグ式豊胸術も交通事故で破裂することがあり様々な問題を抱えているようです。
以前緊縛写真集をだしたモデルが、その後巨大カボチャのような爆乳に変貌を遂げ、業界を席巻したことがありました。そのモデルが海外渡航の際、必ず航空会社に書かされた免責同意書がありました。気圧の変化や飛行機の衝撃により塩水バッグが破裂しても航空会社に一切の責任を問わないと言う書類にサインしないと、搭乗させてくれなかったそうです。
嘘のような本当の話です。