顔を逃げて撮影しています。SM撮影だからこそ許させる撮り方です。
なぜ顔を背けているかは、ご想像にお任せいたします。
あるレベルをクリアしていないモデルに当たった時、スタッフは冷徹になります。
手心を加える事なく限界まで追い込み、撮影します。
美人でない、というだけで容赦ありません。
このような撮影から上がる原稿は、厳しい責め絵となっています。
美人や肢体が奇麗なモデルだと、流れるように撮影は進行し、上がりの原稿も可もなく不可もなくといった辺りに落ち着くのですが、腕の筋が悲鳴を上げ二の腕を縛れなくなった結城麻美のようなケースや、地雷モデルに当たった場合、往々にして印象深い原稿が上がります。
この安田ゆかりもその一例です。容姿でまとめ上げられないから、様々な工夫を凝らしています。では何故、美人にこのような厳しい絵を求めるのは無理だったのでしょう? それは編集として撮影に従事する頃から不満に思っていた事です。
美人は、後手縛りで正座しただけで「絵」になってしまうのです。振り返るだけでシャッターを押すに値する価値がでてしまうのです。基本的な縛りでライトの中央に立たせただけで、シャッターはバシャバシャと切られる訳です。
では美人でないモデルだと、基本縛りでライトの中央に立たせても、シャッターが落ちる事はありません。そこで縄師があれこれと「加工」を始めるのです。
麻袋でも頭に被せ、緊縛的観点からポーズが決まった後、おもむろに麻袋を取ると言った事でもしなければ、このような厳しい責め絵を美人に求める事はできないでしょう。
4/26よりSM秘小説webにて34点の安田ゆかりの画像が公開されます。