青を基調とした背景に、冒頭では赤いチャイナドレス、中盤では赤に縁取られたラバー製ビスチェと、補色的な色使いが印象的な作品です。
このカットでは、若かりし観月ありさに似た印象を受けますが、他のカットを見るとそれほど似てはいません。マスクに関しては、これがベストカットでしょう。

ラバー製ビスチェを着用させた事から、胸縄を施す意味がなくなり、変則的な縛りの展開となります。しかし手枷足枷などで洋風に仕上げるわけでもなく、あくまで麻縄との接点を探した作品でしょう。

また肌が黒いこともあり、この撮影では全身にオイルを擦り込んで、通常とは趣きの異なる肌の質感を狙っています。ギラッとした印象を受けるのはそのためです。

中堅クラスのモデルで特にマゾ性を秘めているわけでもなく、さらりと流した撮影になっています。