予め申しておきますが、多数の方の目につくこちらでは目線入りです。本サイトの会員エリアでは目線のない素顔を披露しています。
「縛りに興味があります。よければ撮影して下さい」というメールを頂いたのは、10月の事です。
応募メールに添付された写真を拝見し、素敵な身体の線をした方だと感じました。
待ち合わせの喫茶店で対面すると、冷やかしかな?と疑うほど、綺麗な女性でした。趣味で個人撮影のモデルをしており、縛りの撮影を依頼された際、感じ入るものを発見したそうです。そしてより本格的な縛りに挑戦してみたいと思い立ち、応募なされました。
自分の中に蠢くM性は感じていますが、それがどのようなものなのか自分では知りません。セックスと云えば至ってノーマルなのしか知りません。カーセックスや野外での戯れすら知りません。アマチュア撮影で縛りを齧るように経験しただけで、SMプレイには無縁です。
そんな小春さんが緊縛に強い興味を持ってしまいました。尽くすのが好きで、相手に求められた事には挑戦する気質を持ち、非日常的な経験に憧れる小春さんに取って、緊縛の撮影はやり甲斐のある冒険でした。
そして第一回目の撮影が敢行されました。我々が撮影場所に選んだのは、浅草「幸和」です。この最上階の部屋は梁があり、縄尻を飛ばすのにも吊るすのにも便利な部屋なのですが、残念なことに予約が取れず、梁も柱もない和室で撮影することになりました。最初の撮影では、小春さんが体験したがった吊りが封じられてしまいました。和風のハウススタジオを借りることも考えましたが、モデル代を遥かに凌ぐ使用料には、躊躇ってしまいます。
カメラマンに関して、熟考を重ねましたが、適任が思いつきません。出版社の撮影で数多くのカメラマンに接してきましたが、単体撮影で秀でたカットを撮れる方は多いのですが、緊縛撮影のツボを心得たカメラマンとなると、思いつきません。緊縛の撮影はSMを熟知していないと撮れるものではありません。幾度かカメラを生業にする方にお願いした事はありましたが、やはり結果には不満を残すところが多くありました。また逼迫した台所の「SM秘小説web」にとって、その余裕がないのも事実です。つまり自分らで解決しないと行けません。三和出版刊MOOK本「幼縛」でお披露目となりましたが、再び僕がカメラを持つことになりました。
個人撮影の仕事でなれているのでしょう、スタッフの前で小春さんは普通に着替えます。裸を見られる事に抵抗はありません。ワンピース姿で縛りを開始します。
縛ってみてるとその身体の柔らかさに舌を巻いてしまいました。後手縛りのために後ろで腕を重ねさせると、苦もなく行います。
撮影後半の画像でご紹介しますが、M女性の資質を端的に表すのが、後手合掌縛りです。
背中で上向きに合掌させる縛りですが、できる女性は少なく、できても3分と持たないのが普通です。
それをこともなげに果たし、さらに長時間耐える身体の柔らかさを彼女は持っていました。こんな女性は初めてです。
最近、SMクラブに勤める女性を縛るチャンスがありましたが、彼女らの場合、自衛のために肘をはり深く腕を交差しようとはしません。慣れない縛り手から身を守る術を身に付けています。ある意味縛りにくいです。無垢な小春さんはそんな牽制もなく、身を委ねてくれます。それも後手で縛り、かなり長時間撮影していても、まったく痺れたり痛くなる事がありません。身体が固い女性だと、縄を解いた後ガチガチに強張った腕の筋肉をストレッチしてあげないといけませんが、それすら必要ではありません。驚くべき事です。
ただし、責めになると狼狽えます。畳に寝かせ、乳首を捻り上げるシーンでは、ボールギャグを噛ませた顔を苦悶させ、その目尻からすっと涙を流しました。痛みに弱いのです。しかし「本当に駄目な時は、駄目って言います。それまで苛めて下さい」といじらしく赤らんだ目で訴えます。
紐をつけた洗濯バサミで乳首を苛み、強く引っ張りすぎて弾けとんだ瞬間、悲鳴を上げ身体を震わせます。それまで感情を余り表現しなかった小春さんが目頭を赤くして見せた初めての反応です。
乳首やラビアを洗濯バサミで愚弄されるのは生まれて初めての経験。縛られて知る初体験の数々を、心の奥底で様々な感情をない混ぜにして小春さんは受け止めていくのでした。
この様子は、
SM秘小説webにてご覧頂けます。
SMHI_111は三和出版のころは三崎純子さん、
マイウェイ出版になってからはジュン・岬さんです。
詳細はまた時間がある時に、
今日は失礼します。