昭和63年9月に撮影され、翌年一月号に「闇の恋虐行脚」として掲載された原稿です。
美人ではありませんが、肌は白めで、ボリュームある乳房を縄目からはみ出させています。
猿轡や目隠しが多用されているのは、冒頭のカットをご覧になれば頷けるでしょう。
ローターをクリにあてがい振動させると、その刻むような刺激に懸命に耐えています。
命じられた通り、自ら敏感な部分にあてがう姿は、まさに強制自慰です。
もちろん撮影現場では、イかせたりしません。欲求不満を煽るように途中でやめさせます。
大概の女性は、赤らめた顔に安堵の色を浮かべますが、割れ目は濡れて更なる刺激を求めています。
それを確認して、違うポーズへと撮影を進めます。ある意味、冷酷な仕打ちです。

一時期、滑車が縄尻のアクセントになると思われ、何度か登場させたことがあります。
イメージでは、女性から伸びる縄と滑車の先の縄を一直線にしたいのですが、
滑車の自重で「く」の字を描いてしまいます。
これをピンと張りつめようとすると、体のバランスを崩してしまいます。
結局、すぐに廃れてしまいました。