鋭意制作が進んでおります「幼縛」の表紙用カットがほぼ決まりました。
小説「狙われた妖精」の挿絵（写真）に登場する玉木純子ちゃんです。

撮影中、いつもなら縛った後は、ヘラヘラしているのですが、この日は縄をカメラに持ちかえ、慣れぬ仕事に奮戦しました。

非常に性格のよいモデルで、勘もよく、こちらの主旨をよく理解して、ストーリーに忠実なシーンを再現してくれました。
とても感じやすく、その反応の良さに、休憩時間ですらスタッフの慰み者にされる始末で、撮影中より休息時間に疲れ果てると言う一幕もありました。その首謀者は不肖麻来雅人で、仕事中はカメラを握っていたのでモデルに触れることもできぬ欲求不満を、休憩時間に発散していた次第です。すいません…。

以前公開された小説「狙われた妖精」は、登場人物も多く、場面も体育館・満員電車・教室・公園・自室など数多くの背景を必要としました。予算的制約とページ数から、ストーリーを大きく割愛し、シンプルな流れにしました。結末もオリジナルとは大きく異なります。

謎の男に脅され、突きつけられる難題を、涙をこらえながら懸命にこなしていく哀れな姿を、なんとか再現できたかとは思います。９月下旬には、本屋さんに並ぶと思います。乞うご期待！