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ようこそ麻来雅人のブログへ! SM秘小説webと緊縛に関する想いを綴ります。

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麻来雅人

Author:麻来雅人
まらいまさと:57歳
職業縄師として約25年以上、長いんだか短いんだか…。
11年4月より、オンラインマガジンSM秘小説webの運営責任者に就任しました。こちらでは昭和の緊縛エロスと近況活動をお伝えします。

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緊縛は歪みの美学?ー水野じゅん
Category: SM秘小説web  
mizunojun.jpg

平成8年5月に撮影され、翌年のSM秘小説9月号に掲載された作品です。本来モデル名は萩原洋子ですが、なぜか本誌では水野じゅんとなっています。

若気の至りでしょか、アンシンメトリーが縛りの美学と妄信し左右非対称を強調した縛りになっています。ここまで無理しなくてもいいのにと、いまにして思います。

人間を問わず生物の全ては、どうやら左右対称なものに美しさを感じるようです。これは遺伝子レベルでの本能ともいえるもののようです。
CGなどで人間の顔を作る際、右半分だけを作り反転コピーして左側とします。すると非常に美しい顔が出来上がりますが、どこか人工的になってしまいます。そこで僅かに歪みをいれると俄然生気を帯びる、となにかで読みました。

縛りとは歪みの美学であるから、左右非対称にすることでフェチ的な美がでるんではないだろうかと、スポックのような論理的(!?)類推の果てに左右比対称を意識して縛ったんだろうと思います。

昭和の緊縛写真では、秘部を現場で創意工夫して隠していましたが、この原稿ではあっさりと諦めています。ヘアーが解禁され、さらにデジタル処理が製版で可能でしたので、股間の消しは編集段階にお任せ、といったところでしょうか。それはそれでイヤラシさがありますが、それまであった奥ゆかしき微妙な見え隠れはなくなっています。果たしてどちらか良いのか…。
 


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