一部のポジの退色化が著しく、肌色を合わせようとすると背景の色がひどいことになりました。
この画像も畳みが変な色合いになっています。
撮影は巣鴨にあった一軒家を借り受け行っています。
畳の上にゴザが敷かれ足下が不安定なようでモデルはポーズに苦労したようです。
面白いのは、座椅子のような低い腰掛けに縛り付けているのですが、
その椅子をヤドカリのように背負って立っている奇妙な緊縛写真があることでしょう。
「どうよ、これでお前は逃げられない!」と高らかに宣言したら、椅子を背負って逃げ出してしまった風情です。
モデルも笑いを堪えて写されています。
縄師は不肖麻来雅人。細めの縄を使っています。これ6mmとして購入した物ですが実際は5mm弱ほどしかありません。
これは縄を撚る機械を操作する際、目見当で太さを決めるそうで、細めに撚ってしまった結果です。
通常6mmとして流通する縄の中にはかなり太いのもありまちまちです。
では特注で好みの太さを作れそうですが、手に余るほどのロットでないと頼めませんので、SM用縄販売を手がける商店でもない限り、現実的ではありません。
そして6mmの縄は女性を縛る際にはちょっと太い印象があります。もちろん主観の問題です。
そ〜いえば故濡木痴夢男先生は、レアな麻と綿の混合縄を一時期使用しており、これがベストと仰っていました。
そして6mmよりはやはり細めの縄が縛りやすいので好んでいました。
実際6mmとして流通する縄は若干6mmより太く、縛ってみるとボッテリとした印象があるからです。
細くなりすぎると縛りやすいのですが、反面線が弱くなりますので、微妙な太さの違いで印象はがらりと変わります。
メインに6mmとサブ4.8mmなどに分け縛るのがよいかもしれません。