完全な屋外撮影です。どこか土地勘のある山奥に出かけ撮影されておりますが、詳細はまったく不明です。
このような屋外撮影で機動力を発揮するのは、やはり35mmフィルムカメラです。ブローニサイズのカメラは、スタジオ撮影に向いた大型機材です。

縄師は多分濡木先生だと思われます。

屋外撮影は、編集であった僕は好きなのですが、やはりみんな嫌がります。天候の問題もありますし、やはり屋外なので落ち着きません。周辺の人目をはばかり、時には撮影中断を余儀なくされることも予想されます。土で汚れる事や虫に苛まれ、モデルも嫌います。

秘部をどうやって隠すかなどというデリケートな作業などはもはや不可能です。細かい責めは意味をなさず、あくまで雰囲気での大味な撮影となります。このような屋外撮影に適しているのは、6月から7月にかけての短い期間です。真夏は肌が赤くなりますし、炎天下ではスタッフ全員の体力の問題もあります。春や秋は肌寒くて、モデルが根を上げてしまいます。もっとも雪景色に裸女を投げ出したいというのでなければ冬も論外です。

そのような数々の難関がありますが、やはり屋外撮影には魅力があります。
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