第二弾と言うと颯爽たるイメージがありますが、二度目の撮影原稿ということです。
一回目の撮影原稿は、SMHI_099で紹介させていただきました。
今回のスタジオは、横浜元町近くにあった廃屋となった船員宿です。木造二階建ての洋館で部屋数も10室程度、各々の部屋にはトイレも風呂もない簡素な作りでした。
しかし安普請ながら横浜らしい雰囲気を醸しだしていました。
シェアハウスとして貸し出したらきっと人気になったでしょう。

個室は狭いので、二階の中央広間にベッドを引きずり出して撮影を行っています。
そんなわけで、ベッドの後ろには階段の手すりが映り込んでいます。
梁や柱はないのでハードな展開には不向きでしたが、廃屋の持つ独特の雰囲気がいい味を醸しだすスタジオでした。

撮影の帰りには、帰路の途中にある東京・駒沢の牛煮込みの店で飯を喰うというのが定式になっていました。この「かっぱ」という店は今もあり、昭和の味を醸しだしているのでB級グルメファンに人気を博しています（笑）

この原稿は、雑誌で使用されたものではなく、残ポジですので組み写真にはなっておりません。