昭和60年11月に撮影し翌年2月号のSM秘小説に「哀しみが終わる時」というタイトルで掲載されたようです。更に平成21年のSMマニアにも「肛門性感極上牝」というタイトルで再録予定と走り書きのメモが添付されていました。

絡むのは、贅肉に溢れていない不肖麻来雅人です。この撮影には編集員として参加してました。「弄ぶ」（もてあそぶ）というテーマに沿って、展開します。
真面目そうに見えますが、どこか淫らな香りを漂わせているモデルでした。
その雰囲気をカメラマンが察知し、絡みを主体にした撮影になったわけです。
確かに絡まれたいという風情を仄かに滲ませていました。

完全剃毛された股間の奥にはヌルリとした感触がありましたし、吐く息は震え熱いものでした。
欲しがっているからこそ、何も与えませんでした。
ドロドロとした欲求に溺れながら身体をくねらせる姿は淫美でした。

カメラマンの杉浦則夫氏もふだんとは若干趣きの異なる撮影を試み、後日この原稿のポジ選びとレイアウトを買ってでました。

縛りは濡木痴夢男先生と思われます。

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