ご覧ください、胸元のキスマーク。多分、嫉妬深い彼氏が付けたものでしょう。
若い頃、悪ふざけで彼女の首元にキスマークを残し、それを懸命に隠すのをにやけて見ていた事を想い出します。
他のカットでは、太腿に残る爪痕も確認できます。さぞ激しいセックスをしたんでしょう。

中盤では、背中にロウソクを立てられ、滴るロウ涙に懸命に耐えるカットがあります。仔細に見ると、太腿にまで垂れています。
イマドキの低温ロウソクではありませんので、それなりに熱かったと思います。
これ、最初は頭のてっぺんに立てようとしました。手塚治虫大先生のマンガに登場するキャラクター・アセチレンランプです。
二本立てたら八つ墓村です（実際は懐中電灯でしたが）。
彼女の髪の毛を案じたわけではなく、お笑いになってしまうということで、背中に変更しました。

真摯に撮っているようで、実は現場は笑いを堪えながらの撮影でした。