底抜けに明るく場を和ませたのが菅野レイナです。
長身で均整の取れた身体は魅力的で、それゆえか若干の露出癖も有していました。
撮影スタジオは7階にありシャワー室が地下1階にありました。
通常モデルたちはバスローブを羽織ってエレベータに乗り込みシャワーを浴びに降りていきます。
冗談で「全裸でエレベーターに乗りなよ」というと、レイナは二つ返事で応じました。
果敢にも彼女は全裸のまま降りて行くという冒険を選んだのです。
これは面白い余興でした。案の定途中階で人が乗り込んできました。
エロとは無関係の運送業務の男性でした。
すっとドアが開き、箱の中に全裸の女性が乗っているのを目にした彼は驚きの声をあげ、
慌てて目を逸らすと身を縮めて乗り込むと彼は終始背を向けたままでした。
「すいません」と謝ったのは彼の方でした。
調子に乗った菅野レイナは、彼の背後で全裸を誇示するように胸を揺すっていました。
しかし彼は一度も振り返ることなく逃げるように1階でエレベーターから駆け出していったのです。
異様な状況に遭遇したときの大方の反応はこういったものでしょう。
羽織るものを持たずB1Fのシャワーを浴び
バスタオルを身体に巻き付けることもなく再び7Fに全裸で戻ったのですが、
今度は編集員がエレベーターに乗り込んできました。
彼の場合は裸に馴れていますので平然と挨拶をして乗り込み、
彼女を一瞥すると世間話に興じました。
裸慣れしたエロ本屋の反応はこんなものです。
彼女のM性は底抜けに明るい性格ゆえにドロリとした部分のまったくない晴れやかなものでした。
SMが大好きな菅野レイナはこの後SMクラブで働きました。
もしかしたら彼女とのプレイに興じた方がいらっしゃるかも知れませんね。